連峰の上に住む狩猟民族、オロチョン族(金さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のキムチ大好き、アシスタントの金です。
今日は中国の内蒙古と黒竜江の北辺を東西に連なる興安嶺山脈の森林地帯を中心に生活しているオロチョン(鄂倫春)族について紹介させていただきます。
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オロチョン族はツングース系の山岳狩猟民族で、多くは内蒙古自治区フルンベル盟オロチョン族自治旗に住んでおり、約7000人います。
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オロチョンとはオロチョン語で「連峰の上に住む人たち」あるいは「トナカイを飼育している人たち」という意味です。
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オロチョン族は昔から狩猟生活を主としており、優れた騎馬技術と百発百中の射撃術を持っていました。植物の採集と漁をすることもありましたが、主戦場は森林での狩猟で生活してきた民族です。
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日本の原住民であるアイヌと同一の血脈を持つと言われ、日本人の祖先とも言える民族です。
オロチョン族は昔から自然崇拝をしており、現在でも残るオロチョン族の代表的なシャーマン祭事である「かがり火祭り」や呼瑪の開江の祭典等は伝統行事となっています。この祭事には伝統的な行事を見ようと、各地から多くの観光客が集まります。
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そんなオロチョン族ですが、興安嶺地域では全面的に狩猟が禁じられ、畑作への転換が進められ、かつ自然保護のために森林の伐採が一切禁じられたことで伝統的住まいの木造小屋の木材を切り出すことも禁じられため、住まいの維持が困難になってしまいました。
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慣れない畑作農業で、働く意欲を失うオロチョン族も多く、かつての狩猟生活ができず、オロチョン族の消滅が危ぶまれています。これからもオロチョン族の伝統が守られるようにしてほしいものです。
