中国の年越しに食べるお餅の風習と食べ方

スマイル中国語教室

中国の年越しに食べるお餅の風習と食べ方


(中国ではお餅は丸い棒状にしたり(上)、薄いきれ(下)にしたりと色々な食べ方があります。)

 

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の林 恩です。

 

中国も日本と同じように年越しでお餅を食べる習慣があります。中国語のお餅は“年年 ガオ(ニエン ニエン ガオ)"といわれますが、人々の仕事と生活が年々よくなるように、年々よくなるという中国語の意味の言葉、“年年高(ニエン ニエン ガオ)"という発音をかけているものです。

 

春節のお餅については古くからの言い伝えがあります。はるか昔、“年”と呼ばれるバケモノが一年中深い山の奥に住んでいました。お腹が空くと他の獣を食べて空腹を満たしていました。しかし寒さの厳しい冬になると獣達は隠れて冬眠してしまうので“年”はお腹が空いてたまらなくなり、山を下りて人々を襲い、さらって食べてしまうので、人々は困り果てていました。

 

そこで“高氏族”という聡明な一族が冬にバケモノが山を下り、食べに来る時期に穀物をこね、たくさんのお餅を作り、外に置き、人々を家の中に隠れさせました。“年”は食べる人がおらず、たまらなくなって、やむなく人々が作ったお餅を満腹になるまで食べてから山に帰って行きました。人々はバケモノがいなくなるのを見計らうと、家から出て“年”から逃げられたことを喜び合い、安心して春の耕作の準備を始めることができました。

 

このバケモノを毎年避ける方法が伝承されてきているのがお餅の習慣になったのです。”年”に食べ物を与えた高氏族の名前の"高"という字を重ねて年高(中国語の発音でニエン ガオ)から年?(中国語の発音でニエン ガオ、中国語の意味でお餅)と呼ばれるようになりました。

 

中国ではお餅は丸い棒状にしたり、薄いきれにしたりと色々な食べ方があります。少量の油を使って、中火で焼いたり、短時間でサッと炒めたり、油で揚げたり、そして煮たりとどんな作り方でもよく、甘くしたり、塩辛くしても美味しいです。例えばお餅を薄く切るか、丸めて水で煮て柔らかくしてから砂糖漬けにしても良いです。火鍋に入れて中華風の味で食べるのも大変美味しいです。またお餅を炒める時に卵、青菜、椎茸、細切り肉や調味料を入れたり、韓国式炒め餅(トッポギ)、蟹とお餅炒め(江南地区で有名)も有名です。

 


(水で煮てから焼いて砂糖漬けにしても良いです。)

 


(韓国式餅炒め(トッポギ).)

 


(蟹炒年?(江南地区で有名))

 


(野菜と肉を入れて炒めたもの。)

 


(野菜や肉を入れて煮たもの。)

 

ご興味があれば家でも中国風味のお餅を是非試してみてください。最後に皆様にとって良い新年になることをお祈りしております。

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