福建省にある客家土楼に行ってきました!

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異郷の地で一致団結するために作られた客家土楼

 

2008年7月に世界遺産に指定された福建省にある客家土楼に行ってきました!NHKでも放送されたこともあり、日本人観光客も多かったです。

 

(客家土楼紹介)

 

 五胡十六国時代に北方民族に攻め入られたことを皮切りに黄河流域より南方に移住してきたとされる漢民族の客家。彼らがよそ者として異郷の地で暮らすためには血族一族が衣食住を共にして団結する必要があり、その結果できあがったのが土楼と呼ばれる集合住宅であった。2008年7月に世界遺産に指定される。

 

(感想)

 

 アモイからバスに揺られること3時間30分。福建省の胡坑鎮に点在する山あいの村々を訪ねると突如、土楼と呼ばれる円形や四角形の巨大な建物群(直径20mから最大で80mくらい)が各所に点在しているのが目に入ってきました。

 

 10世紀前後に黄河流域に住んでいた漢民族がよそ者として異郷の地で平穏無事に暮らすためには一つ屋根の下で暮らすことが求められ、最大のもので700人収容できるように作られました。

 

 土楼の中の様子は1階中央に宗祖を祭り、その周りで食事、2階は倉庫、3階以上は寝室というのが多いです。(ただしトイレが1階しかなく、夜は電球もあまりないので、夜は代わりの便坪をおいて朝自分で1階まで下ろすそうです)窓は3階以降にあります。

 

 中国では家の壁を防御にして設計されたものが他にもあり、北京の胡同にあるような元の強襲抑えるために家の壁に窓がなく防御壁として中庭を囲うように作られたものや、開平にある倭寇から守るための望楼などがあります。

 

 家の壁を防御壁にするという少し危ない気もしますが、漢民族独特の設計概念なのでしょう。300年以上の土楼もありますが、何度かの地震があったにもかかわらず、現在でも土楼には多くの人が暮らしています。

 

 土楼の中は鶏、豚、犬、猫を放し飼いにしいて、おなかが減ると殺して食べています。私が行ったときも鶏を殺してそのままスープにしてました。

 

 木造形式で周りも静かでとても落ち着きます。日本人観光客も多く、好きな人は2泊位して帰る人もいるそうです。日本人の好みに合いそうな木造建築でした。夜は電球だけになりますが、なんともロマンチックな雰囲気になります。

 

 都会の喧騒を忘れて、つつましい生活をする。現実逃避するにはいい場所ではないかと思います。

 

 土楼では地元グルメにも挑戦!地元の農家の家庭料理で素朴な味。煮込み物が主流のようで豚肉の煮込みもの、キノコののものなどなど味は濃くないが、昔ながらの農民料理を楽しめました。

 

(最後に)

 

 旅の帰りにバスで移動していと、周りの道にはこうだいなバナナ園が道路沿いに広がってます。福建省はバナナの有名な産地です。道路沿いのバナナ売り場では日本円で75円出すとどっさり10本くらいくれました。さすがに持って帰るにも困って食べきれないから回りのバスの客に分けてあげました。取れたてのバナナは酸味がありながらも最高でした。

 

 


土楼の中の様子。1階中央に宗祖を祭る。

 

 


土楼の1回の広場。

 


土楼1階の井戸

 

 


土楼で暮らす人の様子。

 

 


土楼の2階を歩く。

 


土楼の4階から見たところ。

 

 


土楼で生活する人の洗濯物。

 

 


土楼で生活する人の洗濯物。

 

 


土楼の井戸。

 


土楼の壁。土壁です。

 


土楼で生活する人の洗濯物。

 


土楼に向かう途中の道路沿いにはバナナ畑が広がる。バナナ売り場。小ぶりだが酸味があっておいしい!75円で10房も買えました。

 

 


客家土楼の郷土料理 鶏としいたけのスープ。さっぱり味です。

 


客家土楼の郷土料理 豆腐の煮込みもの。ヘルシーです。

 


客家土楼の郷土料理 豚肉の煮込みもの。見た目ほど脂っこくなくておいしい。

 


客家土楼の郷土料理 キノコの煮物。家庭の味です!

 


客家土楼の郷土料理 大根とアヒルの煮物。家庭的で落ち着く味です。

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