最近の漢服ブームについて

スマイル中国語教室

最近の漢服ブームについて

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の講師、楊 欣然です。最近中国に行くと通りで若い女の子が漢服を着ているのをたくさん見かけます。特に杭州や蘇州ではよく見かけるようになりました。

 

 

 

漢服が中国で流行してきています。漢服は漢装、華服と呼ばれ、漢民族の伝統的な衣装です。漢服は小衣(内衣)、中衣、大衣の3枚がセットとなっており、朝廷の儀式で使う髪飾りや宝石類を付けます。中国漢服ネットの統計によると2018年末時点で漢服市場の消費者数は200万人を超え、漢服購入量は前年比で92%増えました。

 

 

 

 

初めは漢服を着て通りを歩くとおかしな人だと思われましたが、今では多くの人が着ているのでおかしいと思われることはなく、漢服を気軽に楽しめるようになりました。だんだん漢服店も増え、漢服は簡単に購入できるようになりました。デザインや種類も様々なものがあり、漢服愛好家の要求を満足させています。

 

 

 

今では女性だけではなく、男性も漢服を着るようになりました。将来、漢服は日本の着物のように中国で一般的なものとなるでしょう。漢服は中国の伝統的な文化ですが、長い間忘れられていたようです。若い人たちに受け継がれ、着るのを楽しみ、自分達の伝統文化を心から愛せるのはとても幸せなことです。

 

 

 

 

将来的には漢服が世界市場にも広がっていくことを願っています。そうなれば外国人にも漢服文化を理解してもらえるからです。

 

 

 

 

 

 

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