「財神の住む地」ザムタンにある有名なチベット仏教寺院(文さん特別編)

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「財神の住む地」ザムタンにある有名なチベット仏教寺院(文さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の四川のグルメ王こと、アシスタントの文 慶洪です。

 

 今日は財神の住む地ともいわれる四川省の壌塘県ザムタンにある有名なチベット仏教寺院について紹介いたします。

 

 壌塘県は中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州西部に位置する県です。ザムタンとはチベット語で「財神の住む地」を意味し、チベット高原の東南の縁の山が険しい場所にあります。

 

 その壌塘県から数十キロ離れた場所に山に囲まれた、草深い地に有名な2つの寺院があります。一つは「草地にある寺」を意味する棒托寺です。この寺には、50万枚の石刻の大蔵経が山のように積み上げられたチベット語の『大蔵経』と、40もの仏塔(チョルテン)があります。殆どのチョルテンにはブッダ・アイが塔身の上に描かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう一つは曾克寺です。この曾克寺には9階建てのミラレパ・タワーと呼ばれる塔が5塔も建てられています。この塔を造ったのはミラレパという敬虔なチベット仏教徒でした。ある時、彼は自らの悪行を悔いて仏法を求めようとチベット仏教の第一人者の一人であったマルパに弟子入りを求めました。ところが「石造りで多層階の塔を独力で建設せよ」と命じられ、塔を建築しました。しかし、マルパから嫌がらせのように壊されることなんと9回!!しかし、取り壊したことによってミラレパの悪行が浄化されたことを知ったマルパは、ミラレパを最高の弟子として迎え密教の奥義を伝授したそうです。こうした理由の為、ミラレパの仏閣は9層の塔となったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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