花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その2.雲南省に暮らす25の少数民族の生活や文化を紹介する雲南民族村(前半))

こんにちは！スマイル中国語教室のマーシーです。

　今週も先週に引き続き、花と緑に囲まれた街、昆明の旅行記を連載させていただきます。第2回目の今週は雲南省に暮らす25の少数民族の生活や文化を紹介する雲南民族村です。たくさんの民族を紹介していますので今週と来週の2回に分けて紹介いたします。

(入口。）

(入口の大木。熱帯の独特な形をしていますね。）

(根っこの形状がすごい！）

(ロシアから昆明まで来た渡り鳥。冬になるとたくさん渡ってくるようです。）

（民俗村のアーケード）

（きれいなアーケードですね。）

（ここからそれぞれの民族の村へ続きます。）

(公園内で売っていた各少数民族の人形。）

(台湾の原住民族の木彫り。）

(公園内に咲いている花。雲南は花の都です。）

（チベット族の村。）

（公園内を行く面白い自転車。）

　雲南民俗村は、それぞれの民族の村を模した建物があり、その中に生活用品が展示されています。また、各民族毎にショーが行われています。

①ハニ族(哈尼族)
　ベトナムに54いる少数民族の一つであり、雲南省元江と瀾滄江間にある西南部などにも住んでおり、またタイ、ラオス、ミャンマー、ベトナムの北部山岳地帯にも居住しています。ハニ族は古代の羌の人たちがルーツと言われており、西暦７世紀の頃、現在の哀牢山、無量山一帯に住むようになりました。高くて長い川という地形を活かし、一年中絶えることのない渓流の水と谷の水を段々畑に引き入れ、水稲だけでなく、経済林、茶畑を栽培をしています。また父子連名制を継承してきており、父の名前の最後の1字か2字を子供の名前の最初につけています。

(ハニ族の女性。）

(ハニ族の集落。）

(ハニ族村の入口。)

（ハニ族村に流れる川。）

(ハニ族のブランコ。）

（ハニ族村の説明）

(ハニ族の祈りの広場、日月広場。）

（(ハニ族の祈りの広場、日月広場の説明。）

②白族
　大理国を建国していたチベット系の民族で、雲南省の大理のペー族自治州に住み、貴州省、四川省、重慶市、湖南省、ミャンマーの北部などにも居住しており、約180万人いるとされています。民族として白色は特別な色であり、未婚の女性が頭に巻き付ける白い羽根飾りから白族といわれるようなりました。白族村は壁なども白く、街の様子も全体的に落ち着いた感じがあります。

(ペー族村の女性。)

(ペー族村の大理古塔の模型。）

(ペー族の村。)

(ペー族の建物の壁。壁が白く、独特です。)

(ペー族村の蜂蜜とお米の飲み物。）

(ペー族の村。)

（ペー族村の女性。）

③タイ族
　雲南省南部に居住するタイ系の少数民族で人口約 100万人いるといわれています。シーサンパンナ (西双版納) タイ族自治州とデホン (徳宏) タイ族チンポー (景頗) 族自治州に居住しています。メコン川や竜川江、エイヤーワディ川の流域に住み，水稲だけでなく、お茶の栽培もしています。ミャンマーから伝えられた部派仏教を信仰しています。水かけ祭りは有名です。

(タイ族の象。)