楊先生の漢詩朗読(その53. 神々に対して畏敬の念を抱きながら詠じた、李白の漢詩「夜宿山寺」)
こんにちは!スマイル中国語教室の楊 欣然です。
今日は李白が詠んだ漢詩「夜宿山寺」を中国語で味わってみたいと思います。
(白文)
夜宿山寺 李白
危樓高百尺
手可摘星辰
不敢高聲語
恐驚天上人。
(現代語訳)
丘の修道院の高層ビルは、100尺もあり、
人々は手を伸ばして空の星を摘むことができるくらい、本当に高い。
ここに立って、私は大声で話すのを恐れ、
天の神を驚かせることにためらいの念を抱いた。
(解説)
作者は山奥の寺院で夜を過ごし、修道院の後ろある高いチベット仏教の建物を見つけたので、彼は上に登った時のに見た美しい星々の様子をこの短い漢詩の中に描きました。
最初の文は、寺院の建物がそびえ立つを表しています。 「危」と「高」という言葉との巧妙な組み合わせで、山寺が丘の頂上に立ち、雄大な威厳溢れる様子が浮かび上がってきます。
第二文は、非常に誇張された技術で、山寺がそびえ立ち、星が明るくて美しいい夜空に作者が驚き、その神々に対して畏敬の念を抱いたのです。