今日は天津の小宝栗子について紹介させていただきます。
皆様、こんにちは!スマイル中国教室の講師、楊 欣然です。天津といえば、皆様は天津甘栗を思い浮かべるもしれません。天津甘栗は天津では小宝栗子として知られているものです。今日は皆様に天津で最も有名な砂糖で炒めて作る小宝栗子について紹介させていただきます。
天津で小宝栗子は以前紹介させていただいた"天津三大グルメ"に負けないくらい広く知られています。小宝栗子のお店は1996年に創立され、現在まで発展してきています。
原料となる栗は産地まで直接足を運び、一つ一つ精魂込めて選別してから仕入れます。大きさと形を揃え、1kgは145個とし、誤差は2個以内に抑えなければなりません。栗に対する品質要求が非常に高いのです。
品質の高い栗に高い調理技術が加わることで、栗一つ一つに光沢を与え、実が詰まって皮が剥きやすく、純粋な栗の甘味がするものに仕上がっていくのです。
天津の街角にあるどこの小宝栗子のお店からも火鍋より栗の香ばしい香りがしてくるでしょう。お店には長蛇の列ができ、1日2000斤(約1200kg)も売られているのです。天津人が最も好きなホッと一息する時に食べるおやつの一つなのです。
もし天津に来られることがあれば、出来立て熱々の小宝栗子を食べてみてください。一生忘れられないグルメとなるでしょう。