かつて栄華を誇った中国の古都、西安(その4.世界最大の古代城壁、西安の城壁)

スマイル中国語教室

かつて栄華を誇った中国の古都、西安(その4.世界最大の古代城壁、西安の城壁)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

 今週も西安の旅行記をお伝えいたします。第4回目となる今回は西安の城壁についてです。

 

 

 

 

 

 中国語では街のことを「城市」ということでも分かるように、古代の中国では都市の周辺に城壁を張り巡らせ、自分たちの都市を守るために城を築いていました。特にこの長安(現在の西安)は地理的な重要性から長安城として堅固に作られ、難攻不落な城市でした。秦の都だった時代に洛陽から長安に遷都して拡張され、現在の世界最大の古代城壁が生まれたのです。

 

 

 

 

 

 

 西安の城壁は全周13,912メートル、高さ12メートル、底の幅18メートルもある巨大なもので現存している西安の城壁は、明の時代に唐の時代の長安城をベースにレンガを積み重ねて築かれたものです。

 

 

 

 

 

 城壁は東西に長く、南北に短い形となっており、東側の文昌門、西側の安定門、南側の永寧門、北側の安遠門と東西南北に門が4つあります。城壁の四角には角楼が設けられています。

 

 

 

 

現在城壁の上を自転車に乗って観光することができます。長安の昔の雰囲気が伝わってくるとともに、これだけの遺跡が現在も市街の中と外とを繋ぐ門として機能していることは、意義深いものを感じることができますね。

 

 

 

 

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