2000年ほど前は錫(スズ)の産地だったが、今は錫がない無錫(その3..錫がとれなくなったことから無錫の名と付けられた由縁となった錫山のある錫恵公園)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週も先週に引き続き、江蘇省の無錫の旅行記をお伝えいたします。第3回目は錫がとれなくなったことから無錫の名と付けられた由縁となった錫山のある錫恵公園です。
錫恵公園は無錫市の西の郊外にあり、錫山、恵山により命名され、錫山全部と、恵山の東側の麓及び二つの山に繋がっている映山湖を含めた大きな公園です。そこからは南朝以来の中国の歴史文化が見られ、多くの生き生きとした人文の伝説が広く伝わってきます。
この公園にある錫山は漢代までは多量の錫を産出した所で、漢代になりこの山から錫がとれなくなったことから無錫の名と付けられる由縁となりました。古華山門から入ると、恵山寺、寄暢園、天下第二泉などこの公園の中心ともいえる場所があります。
恵山寺は江南の名所のひとつで、南北朝の時代に造られました。清の乾隆皇帝が南下したとき、数回恵山寺を訪れ、肉筆で「恵山寺」の額を書きました。恵山寺の主な見所は唐、宋の経塔、金剛殿、雪花橋、日月池、御碑亭などです。古華門の東側へ行くと寄暢園があるのです。
(錫恵公園の入口。西の恵山と東の錫山からなる公園。無錫市民の憩いの場所。)
(錫恵公園。入口の獅子。)
(錫恵公園。入口の獅子。)
(錫恵公園の入口。西の恵山と東の鉛山からなる公園。無錫市民の憩いの場所。)
(昔の学校)
(錫恵公園の寄賜園入口。)
(錫恵公園の天王殿。)
(錫恵公園。天王殿弥勒菩薩。)
(錫恵公園。天王殿韋駄天。)
(天王殿本尊橋。古くて文化財に指定されている。)
(天王殿本尊。)
(天王殿回廊。)
(唐代の茶神と呼ばれた陸羽が褒め称えた名泉、天下第2泉。)
(錫恵公園。西の恵山と東の錫山からなる公園。無錫市民の憩いの場所。)