心が引き締まる神聖な仏教の聖地である五台山(何さん特別編)

スマイル中国語教室

心が引き締まる神聖な仏教の聖地である五台山(何さん特別編)

こんにちは、スマイル中国語教室のミステリーハンターこと、アシスタントの何です。

 

先日の黄河の壺口瀑布に続き私の故郷、山西省にある五台山について紹介いたします。

 

 

 

 

 

 五台山は、四川の峨嵋山、安徽の九華山、浙江の普陀山と並ぶ「中国仏教四大名山」の1つです。古くからの仏教の聖地であり、仏教建築物と自然により美しい景色が広がっています。北魏の時代の大浮図寺や唐の時代の木造山岳寺院などが建立され、中国の宮殿建造物の設計に大きな影響を与えました。

 

 

 

 

 

 

 

 五台山という名前は、東、南、西、北、中の5つの峰、つまり五本の指にそれに囲まれた手のひらにように峰の頂が平坦で広くて平らな大地に寺院が点在することから名付られたようです。

 

 

 


(金閣寺。同じ名前ですが、日本の金閣寺よりも歴史が古いです。)

 

 

 

 実はこの五台山は皆様の日本とも古くからのつながりがあった場所なのです。そのつながりとは日本から遣唐使として悟りを深め確信を得るために多くの僧が海を渡り、情熱を持ってこの五台山を訪れていたことです。そんな僧侶の中に円仁という僧侶がおりました。伝え聞くところによると彼が初めて五台山を望んだ時、感激のあまり、「地に伏して遙かに礼し、覚えず涙をふらす。」と涙を流しながら語ったそうです。

 


(五体投地(五体全て投げ出すのようにお祈り)をします。)

 

 

 

 

 

 中国人だけでなく、かつての日本人も熱い思いで参拝した神聖な仏教の聖地である五台山。現在も心が引き締まるパワースポットであり続けています。

 

 

 

 

 

 

 

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