私の故郷、天津について御紹介します(楊老師特別編)。

皆様、こんにちは！スマイル中国語教室で講師をさせていただいている楊 欣然です。今日は皆様に私の故郷、天津について紹介させていただきます。

 

　天津は大阪と似たところが多いです。例えば、天津人は人情味があり、サッパリとしています。グルメについても大阪は天下の台所と呼ばれていますが、天津もグルメな街として有名です。例えば狗不理包子(有名な老舗の小ぶりな肉まん)、十八街麻花(捻った小麦粉生地を揚げたお菓子)、糖炒栗子(天津甘栗)等、たくさんのグルメな屋台街が天津にはあり、昼夜問わず、たいへんな活気があります。

 

狗不理包子。名の由来は、天津に高貴友という青年がニックネームに “狗子”（子犬）と付けられたことから始まります。彼が研究して作ったの小ぶりな肉まんです。

 

十八街麻花。日本のかりん糖を巨大にしたような、小麦粉をねじって油で揚げた甘い菓子。ゴマやナッツ、サンザシ、ミントなどトッピングによって様々な味がある。

 

糖炒栗子。日本でも有名な天津甘栗です。

 

　天津には五大道や瓷房子等の美しい観光スポットがあります。五大道はかつてイギリスとアメリカの租界であったため、イタリア、フランス、イギリス、そしてドイツ様式等のガーデン付きの建築物が多いです。瓷房子はたくさんの陶磁器を積み重ねて装飾されたフランス様式の建物で、中国古瓷博物館として讃えられています。

 

瓷房子。陶磁器を積み重ねて装飾されたフランス様式の建物で、中国古瓦博物館として讃えられています。

 

イタリア、フランス、イギリス、そしてドイツ様式等のガーデン付きの建築物。

 

　　天津はユーモアがある街として?儿都(天津の方言でとても面白い街という意味)と呼ばれています。天津は漫才の里であり、大阪とよく似ています。多くの茶館で漫才講演が開かれ、お茶とお菓子を食べながら、懐を抱えて笑って漫才を楽しみます。

 

　　天津人はとても楽観的です。天津は海抜が低く、排水機構がしっかりしていないため、夏の大雨の時期には道路が浸水してしまいます。しかしこんな時にこそ天津人はユーモアを発揮する時！！船を漕いでみたり、アヒルに紐をつけて散歩をしたり、魚釣りをしたり、モーターボートを運転する人までいます。つまり天津人はどんなことがあっても、楽しむことがやめられないんです。

 

 

　もし皆さんが天津に行く機会があれば、観光、天津グルメ、そして漫才に触れてみてください。もし天津についてわからないことがあれば、メッセージをください。私がお答えいたします。

 

ブログをよんでいただきありがとうございます。また次回！！