京杭大運河と山東半島への要衝の町、台児荘古城(蔡さん特別編)

スマイル中国語教室

京杭大運河と山東半島への要衝の町、台児荘古城(蔡さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のノッポさんこと、アシスタントの蔡です。

 

 

今日は私の故郷、山東省にある台児荘古城について紹介いたします。

 

 

隋の煬帝の時代、それまで中国の流通は主に東西を流れる黄河や長江が主流でしたが、その二つの大河をつなぐ形で、北京から杭州を結ぶ南北2,500kmにわたる大土木工事で京杭大運河(世界遺産)が築かれました。万里の長城と並ぶ古代中国の三大工事の一つと言われ、造られた京杭大運河は、古代から現在に至るまで水運をはじめとする流通に大きな役割を果たしています。その流通の要所要所には、流通の礎となった古城が今でも点在しています。

 

 

 

 

 

台兒荘古城は山東省と江蘇省の省境にあります。中央部を京杭大運河が3km通り、古くから京杭大運河と山東半島への要衝の町として栄えました。流通業を営む多くの商家が大運河沿いに軒を連ね、または「天下第一荘」とも言われています。

 

 

 

 

昔風の建物が多く健在であり、まさに「生きている博物館」。昔の様子を伝えてくれる貴重な資料となっているのです。

 

 

トップへ戻る