第2の故郷、深セン(その20.広州湾の珠江デルタおよびフェリーの思い出)

スマイル中国語教室

第2の故郷、深セン(その20.広州湾の珠江デルタおよびフェリーの思い出)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

今日は私が住んでいた深センを中心とする広州湾の珠江デルタについて。

 

 

香港やマカオを除く地域は中国の広東省で広東語が話される地域です。この広東省の広州湾は珠江デルタと呼ばれ、総人口は4,200万人。香港、マカオ、深セン、広州などを中心に孫文の故郷である中山市、珠海、東莞や恵州などが含まれます。香港を中心とした経済発展で、広東省以外からの流入人口が急増しています。東京首都圏の人口が3,750万人で、珠江デルタの方が15%ほど人口が多いのです。

 

人口は多く狭い地域ですが、歴史的な背景から特別行政区である香港、およびマカオへの移動はパスポートが必要でイミグレーションを通らなければなりません。また文化だけでなく、香港ドル、マカオドルと通貨まで異なり、狭い地域に異なる国家が3つあるような感じです。

 

広州湾の各地への移動は電車などの陸路よりフェリーが便利です。最近では橋も整備され、交通は改善されてきています。

 

日本から広東省の各地へ出かける際は直行便が少ないため、便数の多さから香港国際空港行きを利用することが多いです。この場合、香港に到着してから香港のイミグレーションを通らず、直接フェリー、電車を利用し、中国の目的地に着いてから中国側のイミグレーションを通ることになります。

 

私が初めて深センへ一人で仕事で行った時のこと。お恥ずかしながら、当時一人で海外へ行ったことがなく、いきなりこの特殊な香港から直接フェリーで中国まで行くルートを行かなければならず、それこそ清水寺の舞台から飛び降りるような気持ちになって出発前に入念に調べまくった記憶があります。ようやくたどり着いたフェリーの中では初めての一人での海外だったので隅でビクビク、誰かに襲われるのでは?など勝手な被害妄想が頭を駆け巡り、中国語も当時話せなかったので不安でたまらなかったのが懐かしいです。

 


(香港?深セン間のフェリー!初めて乗った時は怖かったです!)

 

深センではこのフェリーを使い、香港、マカオなど広州湾各地を周りました。フェリーに乗ったら当時の記憶が蘇ってくるのかな。今後も広州湾岸地域についてご紹介いたします。

 


(懐かしい深セン蛇口の港。南海酒店がすぐ近くにあります。)

 

 


(何度も見た、フェリーの救命胴衣の着用の動画。懐かしい!)

 

 


(何度も見た、フェリーの救命胴衣の着用の動画。動画の最後はこの中国国旗でした。)

 


(深セン蛇口の港。フェリーが停泊しています。)

 


(深セン蛇口の港。懐かしい!今は改装されて綺麗になっているようです。)

 


(フェリーから見た広州湾。綺麗な海ではなく、海運の船舶が行き交います。)

 


(香港側の港。)

 


(フェリーの売店。よくカップヌードルを買っていたのが懐かしい!)

 


(深セン蛇口から珠海に向かうフェリーに乗ります。)

 


(フェリーから見た広州湾。あまり見るものはありません。)

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