「不老不死の薬」が作られていたとの言い伝えがある江西省の三清山(羅さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の、のび太くんこと、アシスタントの羅です。
今日は江西省の三清山について紹介いたします。
三清山は懐玉山脈の「玉京峰」、「玉虚峰」、「玉華峰」が連なる中心にあり、ここからの日の出は三清山の一大景観になっています。
古くはこの地で「不老不死の薬」が作られていたとの言い伝えがあります。王鑑という唐代の信州太守がこの三清山の地で隠棲生活を送りました。彼の没後、その末裔の「王霖」によって道教寺院が建てられました。彼の末裔によって、三清山は道教の聖地である洞天福地として整備されていったのです。
三清山は南北に狭く長く、異なった成因の花崗岩が分布し、不思議な形の峰と奥深い渓谷が多数形成され、急流の瀑布など雄大な景観を創り出しています。また、三清山は歴代道家の修行場所であり「露天の道教博物館」と称され、1600数年の歴史を有し、多くの古建築の集積地となっています。