青い眼を持つ中国人の俄羅斯族(ロシア族)について(金さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のキムチ大好き!アシスタントの金です。
今日は、私の住む中国東北地方に多く住む、俄羅斯族(ロシア族)について紹介いたします。
俄羅斯族とはロシア出身の人々で中国に約1.5万人いると言われています。元々は帝政ロシア時代から19世紀のロシア十月革命、またスターリンの農業集団化で大規模な飢餓等が発生した混乱期に中国の東北部、新疆、そして内モンゴルに逃れてきた人々の子孫達です。
第2次世界大戦終戦後、ロシアへ帰国したり、一部は親戚のいるオーストラリアやカナダ等に移住しましたが、残った人々は文化大革命後の民族編成で俄羅斯族として登録されました。現在もロシア語とキリル文字を使用し、東方正教を信仰するなど生活習慣、服装等はロシア人と何ら変わりはありません。
俄羅斯族は民族で集まってひとつの集落を村を形成し、園芸や養蜂等の農業、畜産業に従事しています。
食べ物は自らが作る牛乳、卵、バター、ジャムで作ったパンやお菓子は大変美味しく、またいぶして作られるソーセージ等も地元の他の民族にも好評です。主食は堅くて平べったいパンを自分で焼き、いろいろな具材を挟んで食べます。またガチョウ、ビーフステーキ、牛肉を焼いてじゃがいもと一緒に食べます。またのロシア式の塩漬けとしてキュウリ、トマト、じゃがいも、大根、キャベツ等を使います。
また酒が大好きで、特にビールが好きです。ビールは苦い味が苦手で自家製のビールはやや甘く、赤い野菜で作られたのでは?と言われるくらい甘いです。
いかがでしたでしょうか?白い肌ですが、青い眼を持つ中国人なのです。中国は広いですね。