内蒙古にある、モンゴルの英雄、チンギスカンの陵墓(金さん特別編)

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内蒙古にある、モンゴルの英雄、チンギスカンの陵墓(金さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国教室のキムチ大好き、アシスタントの金です。

 

 今日は内蒙古にある、モンゴルの英雄、チンギスカンの陵墓について紹介させていただきます。

 

 12世紀頃のモンゴル族首領チンギスハンの陵墓はモンゴル族の住居パオの形をした3つの大殿からなります。その中央が記念堂で後方にはチンギスハン夫妻の柩が安置されています。

 

 

 

 

 

 

チンギスハンが西方を征伐した時に、ここをまたとない風水のいい場所と見定めて「私が亡くなった後、ここで私を埋めてよろしい」と言いつけたことがあったそうです。

 

 

 

 

 

 

 モンゴル族の間ではチンギスハン陵墓を彼らの聖地だとみなしています。現在の陵墓は実際、チンギスハンの衣冠を埋めた墓だと言われています。ここはモンゴル帝国を建国したチンギスハンのシンボルになりました。

 

 

 

 

 

 

チンギスハン陵墓での「成陵祭り」は、モンゴル民族にとって最も大切かつ厳かなイベントであります。人が死に際に最後に吐き出す気息は近くにいる駱駝の毛に付着してしまうとされます。このようにチンギスハンの最後の呼吸が付いた駱駝の毛も陵墓の中に納められたと考えられます。

 

 

 

 

 

 

チンギスハン陵墓の本堂に入ると真ん中に高さ5Mのチンギスハンの彫刻像が安置されています。鎧を身に纏ったチンギスハンが腰に剣を付けて凛々しい表情を見せています。背後には「四大汗国」と呼ばれるチンギスハンが自らの手で征服した領土の地図は掛かっています。後ろの部屋にチンギスハンと三人の夫人の霊柩が安置されているのです。

 

 

 

 

 

 モンゴルの英雄、チンギスカンの偉業を今に伝える陵墓についてお伝えいたしました。

 

 

 

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