安らかに眠る巨大な姿に圧倒される釈迦涅槃像のある大足石窟(文さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の四川のグルメ王こと、アシスタントの文 洪慶です。
今日は成都と重慶の間にある、大足石窟について紹介いたします。
石窟は、インドからシルクロードを経て中国に伝わりました。中国の石刻群はインドの仏教の影響を受けたものが多いのですが、この大足石刻は仏教、儒教、道教を取り入れた中国独自の文化が見えるものとなっています。649年に大足石刻が切り開かれ、現在は5万体もの石刻を見ることができます。
石窟全体に仏教の教えやお釈迦さまの逸話などをテーマとして作られており、親→子の愛、子→親の孝行、天国、地獄、等等、ストーリーがあって面白いです。
大足石窟の目玉はなんといっても世界最大といわれる全長31mの釈迦涅槃像。その安らかに眠る巨大な姿に誰もが圧倒されますが、何か癒されます。また黄金に輝く千手観音像は1,007本の手があり、見るものを圧倒します。
9世紀?13世紀のものにしては保存状態も良く、スケールが大きいです。是非行ってみてください。