羅城ムーラオ族自治県で多く生活しているムーラオ族(李さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のミュージシャンこと、アシスタントの李です。
今日は広西チワン族自治区の羅城ムーラオ族自治県で多く生活しているムーラオ族についてお伝えいたします。
ムーラオ族の住む山間地帯には石炭が埋蔵され、「石炭の里」と言われており、石炭が主な経済基盤となっています。
ムーラオ族には幾つもの昔話が伝えられていますが、中でも「白馬姑娘」という話は、ムーラオ族の代表的な祭祀である「依飯節」の由来となっています。
昔、ムーラオ族の村を、獣王率いる獣たちが襲いました。その時圧倒的な力を持って助けたのが、白馬姑娘が現れ、獣たちを退けたのでした。退けた後、彼女は人々に穀物の種や、牛などを与え、村は栄えていったのでした。
この伝説をから「依飯節」が行われるようになったのでした。
また土地神に供え物の肉を取り分ける習慣がいり、年毎に持ち回りで供え物を準備します。祭では老若男女を廟の前で煮こんだ豚の頭やシッポや足だけでなく、豚をまるごと土地神に捧げることもあります。祭りが終われば、豚肉を分けて各家に配るのです。
自然と共に生きるムーラオ族についてお伝えいたしました。