(特別編)広州梅州の春節前の様子
こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
もうすぐ中国では春節!春節を故郷で過ごそうと帰省ラッシュで慌ただしい季節です。
中国人の元同僚が帰省先の広州梅州の春節前の様子を写真メールで送ってくれました。真っ赤なお飾りがたくさん売られており、春節の幸せな雰囲気が伝わってきました。
彼女は弟と一緒に深センの会社で働いています。転職する人が多い深センでは珍しく、10年以上も同じ会社で働いてます。
梅州は華僑の故郷とも呼ばれ、東南アジア諸国へ旅立って行った人々の家がたくさんあります。稼いだお金で故郷にいい家を建てています。
(梅州の華僑のお家。)
また客家と呼ばれ、中国華北から中国南部の広東省・福建省・江西省へ逃避し、外来の客人として区別されている人々の家も多くあります。客家とは華北を北方系の遊牧民に征服された北宋の頃、南に移住した漢民族の子孫と言われています。独特の防御された集団住居に住み、団結心が強く、台湾や南洋地方に移住した人々も多いです。一方で土着の南方人と抗争を起こすことが多く、反骨心も豊かだったようです。
(客家のお家。今は誰も住んでないようです。厚い壁の厳重な玄関です。)
(梅州ののどかな風景。)
(客家の家々。)
(客家の玄関から見た内部。中は広々としていて集団生活しているようです。)
彼女も家族と久しぶりに会えて楽しんでいるようでなによりですね。私もいつか梅州に行って客家の住居を見たいです。