勇敢、かつ屈強で、困難を恐れない民族として知られる毛南族(マオナン族)

スマイル中国語教室

勇敢、かつ屈強で、困難を恐れない民族として知られる毛南族(マオナン族)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の、のび太くんこと、アシスタントの羅です。

 

 今日は広西チワン族自治区北西部の山間部に暮らす毛南族(以下、マオナン族)について紹介いたします。

 

 

 

 

 11世紀の典籍には「毛南」という表現が見られるようになり、マオナン族の祖先は元・明の時代に山東、湖南、福建等から現在の広西チワン族自治区周辺に移駐してきたといわれています。新中国成立後、毛難と名付けられ、1986年6月、自民族の意志にもとづき、マオナン族に改名されました。

 

 

 

 

 

 マオナン族は、「土能生黄金(土は金を生み出す)」という言葉を胸に、農耕と牧畜に古くから行っており、風習も農業に関わるものが多いです。代表的な行事は、毎年元宵節に行われる、家内安全を祈願のための放鳥飛と呼ばれるお祭りで。菖蒲の葉で鳥の形をした包みを作り、もち米や小豆を詰めて蒸した後、屋内の台所に吊るされます。

 

 

 

 

 

 また、その特産牛は有名で、居住区である広西チワン族自治区周辺は「食用牛の里」とも呼ばれる程です。

 

 

 

 

 

 さらに、非常に勤勉で手先の器用な民族として知られ、竹編み細工、石彫り、木彫り等も有名です。

 

 

 

 マオナン族は勇敢、かつ屈強で、困難を恐れない民族として知られています。子供の境域にも熱心であるため、教育と文化のレベルが高く、数多くの自民族の文化人、知識人を輩出しているのです。

 

 

 

 

 自然と共に生きるマオナン族についてお伝えいたしました。

 

 

 

 

 

 

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