(特別編)楽山大仏近くの春節の様子をお届けします。
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今日は四川省の成都、楽山大仏近くに実家がある元同僚から来た楽山大仏近くの春節の様子です。
残念ながら巨大な楽山大仏は修復作業中ですが、その近くの賑やかで情緒溢れる老街(嘉定坊)の春節の様子が伝わって来ました。
昔、楽山周辺では塩が大量に取れ、その成功を仏様に感謝したいという気運が高まったことと、塩を運ぶ大動脈である岷江(楽山大仏の足元の川)で、当時頻繁に起こっていた水害を仏様の力で治めてもらおうという願いから、開元元年(713年)、僧の海通が民衆の布施の下に寺院・凌雲寺に隣接する崖に石像を彫り始めたことがきっかけで造られたのが楽山大仏です。90年をかけて崖を削って造られ、高さは71mもあります。
((ご参考)修復作業前の楽山大仏。高さは71mもあります。)
ところで私の成都の人に対する印象ですが、世間話が大好きで温厚、そして友人を大切にする印象があります。成都の文化公園ではいたるところでお茶を飲みながら世間話をしている人がおり、見知らぬ人のはずの私にも誰からともなく、話しかけて来て日本のことをあれこれ聞かれ、2時間近く話したこともあります。
元同僚の彼も例外ではなく、世間話好きで、特に歴史話になるとマシンガントークが止まらず、1時間以上中国の歴史談義をしたこともありました。
現在彼は奥さんと深センで会社を設立して働いていますが、子供2人を楽山大仏近くの奥さんの実家に預けており、長期休暇の帰省した時にしか子供達とは会えません。春節のこの時期は貴重な家族の時間というわけです。中国ではこのように夫婦で出稼ぎに出て子供達を実家に預ける家庭も多いです。しかし不便はありますが、家族の絆を大事にしようとすると気持ちは強く、頻繁にSNSを使って連絡を取り合うなどしている姿が印象的でした。
(楽山大仏近くの老街、嘉定坊。)
(春節で賑わってます。)
(成都の古くからある街です。)
(春節で賑わってます。)
(飴細工を作ってます。なかなか精巧に出来てます。)
(地元料理の豆花火鍋さんです。)
(豆腐、白菜に麺を入れた豆花火鍋。)
(情緒溢れる嘉定坊。綺麗ですね。)
(昔の人々の暮らしです。)
(龍の舞。昔から伝わる伝統です。)