花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その9.昆明市民の憩いの場所となっている翠湖公園と華亭寺))
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週も花と緑に囲まれた街、昆明の旅行記(第9回目)です。今週は昆明市民の憩いの場所となっている翠湖公園と華亭寺です。
この日も昆明市内を朝から散歩しました。まずは華亭寺へ。大理国時代に高智昇が1063年に西山に別荘を建て、この山を華亭と名づけて以来、高氏家族の別荘でしたが、元延佑七年(1320年)、築通元峰禅師がこの地に庵を結んだことが始まりとされています。華亭寺で最も有名なのが西山でも最大の宗教建築物である大雄宝殿で、中に三世菩薩が祭られるに、壁に五百羅漢は色が鮮やかです。中庭には樹齢100年を超える松やツバキ、銀杏などの樹が植えられており、荘厳な寺院との調和が美しい庭園となっています。
(壮大な道教寺院である華亭寺の入口。)
(入口の獅子。)
(入口の門の裏には象もいます。)
(天王宝殿の入り口。)
(天王宝殿の仁王像。)
(天王宝殿の仁王像。)
(門前には獅子ではなく、象です。)
(獅子です。)
(大雄宝殿です。)
(中池です。)
(「天王宝殿」には、中央に弥勒仏が安置され、その左右に2対づつ大きな仏像が並んで立っています。いわゆる「四天王」(持国天、増長天、広目天、多聞天)です。)
(「天王宝殿」の「四天王」(持国天、増長天、広目天、多聞天)です。)
(「天王宝殿」の「四天王」(持国天、増長天、広目天、多聞天)です。)
(韋駄天です。足の速い神様です。)
(一番奥の「大雄宝殿」。中には、大きな三世仏の金身塑像があり、その周囲には五百羅漢がところ狭しと並んでいます。 )
(「大雄宝殿」前の池。)
(一番奥の「大雄宝殿」の中には、大きな三世仏の金身塑像があります。)
(一番奥の「大雄宝殿」の中には、大きな三世仏の金身塑像があり、その周囲には五百羅漢がところ狭しと並んでいます。)
(「大雄宝殿」近くに、扉のすべてに精巧な木彫りが施された建物があります。孫悟空の出生、三蔵法師との出会い、さらに仏典を求めて旅を始めた「西遊記」の物語が、見事なまでに彫り込まれています。 )
(孫悟空と牛魔王の戦い。)
(火炎山での戦いなど。)
(沙悟浄と八戒。)
(三蔵一行の旅の様子。)
最後に訪れた翠湖公園は明代の豪族の別荘だったところです。市街地のど真ん中にある公園で憩いの場として、みんなで歌を歌ったり、静かな湖畔に佇む人々の姿もありました。この公園は11月から2月にかけてはシベリアから渡ってきたユリカモメが乱舞し、何千羽ものカモメがいっせいに湖上を飛翔するさまは壮観です。
(翠湖公園の入口。)
(観魚楼。蓮華禅院、湖心亭とも言われ、湖の中心にあります。反り上がる黄色の瓦屋根を持つ碧?亭を中軸とする清の時代の建築群は曲橋、回廊と楼閣が相連なっています。碧?亭の西側には蓮華禅院と放生池があり、池に錦魚などの鑑賞魚が悠々と泳ぎ、それを見ながら散歩する「濠上観魚」という清の時代に有名な昆明の景観が再現されています。)
(翠湖嬉鴎。1985年以来、毎年11月から2月にかけてシベリアから何千、何万のユリカモメがこの地に飛来し、湖面の水が見えないほど白い翼で埋まります。カモメは翠湖公園の代名詞と言われるほどで、湖のほとりには「少女とカモメ」「カモメのおじいさん」などの石刻や銅像があり、いずれも市民がカモメと親しむことをテーマとし、毎年冬になると昆明市の人々がカモメを見に翠湖公園に大勢訪れ、ユリカモメがこの地を訪れることができる良好な環境の保全に努める意識が市民の中にも浸透しています。)
(翠湖。冬になるとシベリアからユリカモメが来ます。)
(観魚楼。蓮華禅院、湖心亭とも言われ、湖の中心にあります。反り上がる黄色の瓦屋根を持つ碧?亭を中軸とする清の時代の建築群は曲橋、回廊と楼閣が相連なっています。碧?亭の西側には蓮華禅院と放生池があり、池に錦魚などの鑑賞魚が悠々と泳ぎ、それを見ながら散歩する「濠上観魚」という清の時代に有名な昆明の景観が再現されています。)
(海心亭。)
(夜にも散歩してみました。)
1年の気温が15℃以上と暖かく、花城と呼ばれているだけあって花が街中のいたるところにあり、また空気も綺麗でこのままずっとすみ続けたいと思わせるような街です。数週に亘って続けてまいりました昆明の旅行記ですが、次週で最後となります。また次週もよろしくお願いいたします。