花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その1.自然が造り出した天下第一の奇観、石林)
こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週から数週に亘って花と緑に囲まれた街、昆明の旅行記を連載させていただきます。第1回目の今週は自然が造り出した天下第一の奇観、石林です。
(石林勝景。国民党時代に軍閥の龍雲が掘り込んだ石刻が残る。)
石林は昆明市の中心から南東100kmにある奇岩で知られる観光地です。中国人観光客の他、海外からも多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。
かつてこの地は約2億8000年前まで深海の底でしたが、海底の石灰岩層が海水や炭酸ガスで浸食後、ヒマラヤ山脈の地殻変動で隆起してできた景観とされています。1978年まで一般公開されていない秘境でした。
今回の旅行は中国人の現地ツアーに混ざって行きました。昆明市内からバスで移動、バスの中で一人一人自己紹介から始まり、自分の得意な歌を披露したりと楽しい旅の幕開けとなりました。
約1時間半ほどでようやく到着。石林の中は非常に広く、地図を見ながら歩きましたが、迷路のようで迷子になりそうでした。狭い道を登ったり、下ったりして奇岩を観察することが出来ます。石柱の大きさ、形、そして石の色合いのあまりの凄さにテンションが上がり、パシャパシャ写真を撮ってしまいました。
石林付近にはチベット系のサニ族が多く住んでおり、色鮮やかな民族衣装まとった人々と触れ合ったり、サニ族の踊りや、畑、住居も見ることもできます。サニ族のカラフルな民族衣装を着た女性とすれ違うと、気分はハイテンション!ちなみに女性の服のお尻にはネクタイのようなものをつけており、2本の角は未婚という意味だそうです。漢民族の文化とは異なるカラフルで陽気な文化が見られて楽しかったです。
また次週も昆明の独特な少数民族文化と自然豊かで美しい風景をお届けます。よろしくお願いします。
(石林説明文。約2億8000年前まで深海の底だったが、改定の石灰岩層が海水や炭酸ガスで浸食後、ヒマラヤ山脈の地殻変動で隆起してできた景観とされる。)
(石林石碑。)
(石林湖。元は湖でなかったが、周恩来が訪問した際に水があったほうが綺麗だという提案があり、人工的に造られた。)
(公園入口。)
(獅子亭。公園内が見渡せる。)
(石屏?峨裏側。)
(石屏?峨付近。屏風のような大きな岩。)
(岩群を利用して人工的に芝を植えるなどして造られた公園。)
(石林勝景。国民党時代に軍閥の龍雲が掘り込んだ石刻が残る。)
(石林勝景。1978年まで一般公開されていない秘境だった。)
(石林勝景。2007年7月に世界遺産に登録された。)
(石林勝景。約2億8000年前まで深海の底だったが、改定の石灰岩層が海水や炭酸ガスで浸食後、ヒマラヤ山脈の地殻変動で隆起してできた景観とされる。)
(心が綺麗でない人が下を通ると石が落ちてくるとされる。)
(心が綺麗でない人が下を通ると石が落ちてくるとされる。僕が通った時は落ちてきませんでした!一安心です!)
(剣峰池。天に突き刺さんとばかりそそり立つ岩。下の辺りは火で上の辺りは剣とされる。)
(剣峰池。急がないで休んでいきなさいと刻まれている。裏に部屋がある。 )
(剣峰池裏の部屋で休む人たち。)
(剣峰池案内板。上の日本語訳は意味がおかしい。ゆっくり休んで行きなさいという意味です。)
(剣峰池近くにあったサンゴ礁の化石。)
(記念写真を撮ろうとよじ登る中国人男性。)
(ワニ岩。)
(サニ族の女性。お尻にネクタイのようなものをつけるのが特徴。2本の角は未婚という意味。)
(サニ族の集落。麺作りのためにとうもろこしを干している。)
(望峰亭。10分の1は開発されているが、ここは開発されていない原野が広がる。)
(望峰亭。岩に水平な刻みは何回かの隆起でできたもの。)
(サニ族の茶畑。所々に岩があります。)
(望峰亭。サニ族の女性が運転する移動用カード。)
(望峰亭。開発されていない原野が広がる。)
(青牛戯水。池の中から突き出る姿が頭と背中を出した水牛に似ているので命名された。)