花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その6.温厚な気候を活かして栽培される花、プーアル茶、そして雲南コーヒ―)

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花と緑に囲まれた街、昆明旅行記(その6.温厚な気候を活かして栽培される花、プーアル茶、そして雲南コーヒ―)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

 今週も花と緑に囲まれた街、昆明の旅行記(第6回目)です。今週は昆明の花卉市場と雲南省のプーアル茶について紹介いたします。

 


(昆明は一年中花が開き誇るので花城と呼ばれます。花束として美しく加工され、花市場で売られていました。)

 


(男性から女性に!素晴らしいプレゼントになりますね。)

 

 

  昆明の標高は2,000m近くあり、気候が温暖な常春の地で、一年を通して花が絶えることがないため、別名「春城」と呼ばれています。花の生産が盛んで昆明は世界の花市場でオランダのアムステルダムに次ぐ世界第二位の規模になっているほどです。

 

 

 

 

 

 

 街を歩いていると街角や道端のいたるところに花の鉢が置かれ、花屋さんを多く見かけます。花の市場が数箇所あり、市場へは周辺の農家が自転車や荷車等で直接花を運び込みます。生花、各種のプリザーブドフラワー(特殊な技術で加工し、まるで生花のような質感のまま、長期保存できるようにしたもの)、水耕栽培の花および鑑賞用の生花と盆栽等、多くの生花が店頭に置かれていました。私も今回の旅行で花屋の綺麗な花を見かけ、つい買いたくなりましたが、旅行中の身であり、手荷物となるため、断念しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(市場にはハエ食い花まで売っています。中に虫を消化する液体が入ってます。)

 

 

 

 

 

 

 


(球根売りです。)

 

 雲南省は、お茶の発祥地としても有名です。自然環境に恵まれて、お茶の品種も多く、農薬の含有量が少なく、品質の良いお茶が栽培されています。また茶摘み時期が11月まで茶摘みができるほど長く、品種も豊富です。

 

 雲南省のお茶の中でもプーアル県で栽培されるプーアル茶は有名です。内陸部にある雲南で採れたお茶を遠くの消費地まで風味を落とさないように発送するため、茶葉を圧縮して発酵させ、円盤や様々な形状で茶店に売られています。長期間の保存ができ、時間が経つほど味がよくなります。プーアル茶にはデトックス効果、利尿作用、消化促進、さらには余計な脂肪を排出してくれる効果があるとも言われています。

 


(まるで彫刻のように圧縮加工されたプーアル茶の茶葉。これを崩して飲むのはもったいないですね。)

 


(龍の壁画のように圧縮されたプーアル茶の茶葉。)

 


(石の塊ように圧縮されたプーアル茶の茶葉。)

 


(昔のプーアル茶の茶葉を輸送する様子です。)

 


(これもプーアル茶の茶葉を圧縮したものです。)

 


(よく見られる円形に圧縮されたプーアル茶の茶葉。)

 

 

 

 

 さらにプーアル市はプーアル茶だけでなく、その豊かな気候ゆえに品質の良い雲南コーヒーも有名です。コーヒー産業はプーアル市の農民を豊かにし、財政収入を増加させ、外貨獲得を実現させる特色ある産業となっています。一年中気候が温暖で空気もきれいでした。こんな環境で暮らしてみたいなと思わせる場所でした。

 

 

 


(プーアル茶のミルクティーまで売られています。)

 


(おまけ;昆明での翡翠売り場。雲南所の南にはエメラルド鉱山があり、綺麗な緑色をしたエメラルドを産出します。)

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