「華僑の第一の故郷」と呼ばれる開平(その3.開平の郷土料理偏(エミュー肉に初挑戦!!))。
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週も実写版ドラゴンクエストとも言われる広東省の開平の旅行記です。3回目となる今週は開平の郷土料理編です。
開平の旅行ではランチの時間に龍順飯店と呼ばれる田舎料理店に入ってみました。このお店の建築様式も他の開平で見られる外敵の侵入を防ぐための強固な建築様式の望楼と呼ばれる西洋式の建築様式となっていました。
(厨房。ガチョウを料理してます。)
(亀や田ウナギ。)
(厨房。ガチョウを料理してます。)
(厨房。ガチョウを料理してます。)
(厨房。ガチョウを料理してます。)
(厨房。ガチョウを料理してます。)
実はこのお店、自家で育てた新鮮なエミューのお肉を料理して提供してくれる料理店なのでした。お店の前にある飼育場所で育てたニワトリ、ガチョウ、鴨等の家禽類の他に、高さは1メートル以上もあるエミューがたくさん飼育されていました。近くで見てみると、世界で2番目に大きな鳥の迫力は本物です。かなり怖い、、、。
エミューは世界で2番目に大きいと言われている鳥類です。オスがグルルという喉を鳴らし、メスがトントンと軽快かつ優しい太鼓のような鳴き声をします。しかしとても性格は臆病で大人しく、凶暴そうな外観とは大きなギャップがあります。人間が食料として狙っている感があるのか、目が合うと、驚き、巨体に似合わぬ、ものすごいスピードで駆け抜けて行きました。
早速この料理店の看板料理であるエミューの甘酢炒めを注文してみました。初めて食べるエミューのお肉は臭みは全くなく、さっぱりとしていて意外に美味しかったです。やや硬い七面鳥や鹿肉のような感じでした。実がエミューの脂肪から抽出される「エミューオイル」は 健康維持に役立つオレイン酸やリノール酸が多く、保湿性などにも優れているため、高級化粧品などになっているようです。また飼育が比較的簡単なので、有望な家禽類としても着目されているようです。
他にこのお店では開平地方の名物料理である田うなぎのおこわがありました。こちらも日本のウナギのひつまぶしのような甘くてさっぱりした感じでお焦げと一緒に食べると美味しかったです。
(大根と牛肉の炒め物。)
(開平の郷土料理。甘口で日本人の口にも合います。)
(望楼の中を見せてもらえました。)
(祭壇。)
(祭壇裏。)
(厨房。)
(階段。)
(望楼の中。トイレとシャワー。)
(望楼の中。寝室。)
(望楼の中。泥棒などの侵入を防ぐための強固な扉。80年ほど前のアメリカ製です。)
(望楼の中。泥棒などの侵入を防ぐための強固な扉。80年ほど前のアメリカ製です。)
またこの旅行最後にガチョウの緑色の巨大な卵を食べました。初めて食べるアヒルの卵に興味津々でしたが、、、味は大味でイマイチで期待外れでした。
なかなか他の地方とは違う独特な郷土料理を食べさせてもらいました。もう二度と口にすることはいかもしれませんね。