美しい水を擁した「童話世界」、九塞溝(その5.九塞溝のグルメと文化)

スマイル中国語教室

美しい水を擁した「童話世界」、九塞溝(その5.九塞溝のグルメと文化)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

 数週に亘って特集してきた九塞溝の旅行記も今週で最後です。締めは九塞溝でのグルメと文化を御紹介いたします。

 

 九塞溝にはチベット族が多く住んでいます。よく食べるお肉は何といっても高山地帯にしか生息していないヤクのお肉です。中国語でヤクは野?牛といい、チベット語 でg-yag と言います。柔らかく油がのっていて、牛スジ煮込みのような食感でとても美味しかったです。またチベット族の主食の一つとしてジャガイモがあります。狩りをする時は必ず携帯し、唐辛子等を振りかけて食べるそうです。またスープとしてはコーンスープをよく飲むそうです。

 


(ヤク肉専門店 ヤク肉とジャガイモの煮物。ヤク肉はカタイ牛肉のようです。)

 


(ヤク肉専門店の牛肉の水煮肉片。唐辛子や花椒を使ったの煮汁で体が温まります。)

 


(ヤク肉専門店のキノコスープ。)

 


(ヤク肉専門店の菜の花スープ。)

 


(ヤク肉専門店の豆.。)

 


(チベット族のバイキング店。チベット族の主食の一つ、ジャガイモ。狩をするときは必ず携帯するそうです。)

 


(チベット族の主食ジャガイモに唐辛子をつけたところ。なかなかの美味です!)

 


(ジャガイモに付けた香辛料。狩をするときはジャガイモと一緒に必ず携帯するそうです。)

 


(チベット族のバイキング店。ジャガイモやコーンスープなど。)

 


(チベット族のバイキング店の外にあった高山植物。黄色で綺麗です。)

 


(チベット族のバイキング店のコーンスープ。コーンスープが好まれて飲まれるそうです。)

 


(チベット族のバイキング店のチベット族のラマ教の土産物。)

 


(チベット族のバイキング店。チベット族のラマ教の土産物。)

 

 漢民族ももちろん九塞溝付近に住んでおりますので、九塞溝近くの清流で釣った白身魚を四川省の漢民族の方が料理する地元の名物鍋料理を食べました。四川省の方が作った鍋であるため、唐辛子でドス黒くなったスープでめちゃくちゃ辛かったですが、当日は−8℃という極寒だったので、体が一気にポカポカ温まりました。実はチベット族は葬式を水葬で行い、魚に遺体を食べてもらう風習があり、食べないのだそうですが、ここは漢民族のお店だからですね。

 


(九賽溝の漢民族が経営する郷土料理店。ヤク肉のほか地元でとれた川魚が楽しめます。)

 


(漢民族が作った地元料理店。大きなコイを量ってます。チベット族は葬式によって魚に遺体を食べてもらう水葬があるため食べません。)

 


(九賽溝で食べたブンタン。)

 


(九賽溝で食べたブンタン。)

 


(九賽溝の郷土料理店の練炭の暖炉。この日は-8℃の極寒でした!)

 


(魚を唐辛子がいっぱい入ったスープで煮込んで食べます!)

 


(タレの具材、葱とにんにくです。)

 


(魚を入れて煮込みます。)

 


(タレを入れました。)

 


(白身魚を入れると絶品の味です!)

 


(地元の評判の誠都家常菜店にも行ってみました。)

 


(チベットの山々の麓にあります。)

 


(誠都家常菜店の暖炉。マイナス気温であったので体が暖まります。)

 


(誠都家常菜店の豚肉の山菜付け。見た目よりは脂っこくなく、おいしいです。)

 


(誠都家常菜店のチンジャオロース。)

 

 翡翠(ヒスイ)のお店も訪問。チベット族はお守りやお飾りとして翡翠を使用しています。翡翠は古来より中国やインドでは最も貴重な鉱物とされ、不老不死および生命の再生をもたらす力を持つと信じられていました。翡翠の持つ浄化作用によって心身のバランスを安定させ、ストレスを解消すると言われています。

 


(翡翠で作ったチベット族のお守り。)

 


(翡翠で作ったチベット族のお守り。左は偽物、右は本物。)

 

 


(翡翠で作ったチベット族の女性の飾り。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今週で九塞溝の旅行記は終了いたします。九塞溝の美しい自然とチベット族の文化を満喫できました。次週からまた新しい場所の旅行記となります。よろしくお願いします。

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