かつて栄華を誇った中国の古都、西安(その5. 露店が並び、見て歩くだけでも楽しいイスラム街の夜市)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週も西安の旅行記をお伝えいたします。第5回目となる今回は西安の夜市についてお伝えします。
古代文明の重要な発祥地の一つとして長い歴史を持つ西安は独自の特色ある食文化も保ち続けています。西安にはイスラム系民族のウイグル族が住むイスラム街があります。通りの両側に軒を連ねた露店が通り沿いに出ていて多くの人々で賑わっています。
イスラム街は鼓楼の裏に広がっており、様々な食堂があります。この街には白い帽子を被った人々が料理するお店がよく見られます。白い帽子はイスラム族の印でもあります。このイスラム街で最も人気のグルメが回教の戒律に従ってイスラム教徒が作った本物の「羊肉串」です。西安、西寧、敦煌、蘭州、トルファンなどの夜市にも羊のケバブ・羊肉串が見られますが、街の雰囲気とも融合し、独特な雰囲気を醸し出しています。中国のどこでも食べられる羊肉串よりも味わい深くて美味しいのです。
イスラム街は露店が並び、見て歩くだけでも楽しい場所で人々の熱気に溢れています。食べ物の値段も手ごろで値切りもOKです。夜は23時位までは楽しめますので、ぜひ行ってみてください。楽しいですよ。