マーシーの3分中華料理クッキング!毛沢東の大好物だった湖南料理(湘菜)の紅焼肉
皆様、こんにちは!スマイル中国教室のマーシーです。
今日のマーシーの3分中華料理クッキングは毛沢東の故郷、湖南地方の料理(湘菜)の紅焼肉です。紅焼肉は毛沢東の大好物であったことで有名です。
(作り方)
1.豚のバラ肉を生姜2片、料理酒小さじ2杯、ネギ2片と一緒に冷水に入れ、水がなくなるまで煮込む。
2.油を引かず、そのまま豚のバラ肉の表面が黄色くなるくらい焼いたら、紅糖の塊を5個入れて赤くなるまで煮込む。
3.八角と唐辛子を入れて2分焼く。
4.肉が浸かるくらい水を入れ、蓋をして、強火で煮込んだ後、弱火で40分煮込み、水気がなくなってきたら塩を入れて出来上がり!
毛沢東は故郷である湖南地方の特産、唐辛子と苦瓜が大好きで「唐辛子と苦瓜が食べられないヤツに革命はできない」と言っていたようです。
食に関するエピソードの多い毛沢東ですが、醤油が苦手だったようです。これは幼い頃、両親が経営していた醤油工場の樽の中に大量の白い虫が浮いてたのを見てトラウマになったからとも言われていますが、真相はわかっていません。
ところが毛沢東の大好物の紅焼肉を作るには醤油が必要なため、毛沢東の料理人だった程 汝明は醤油を使わず、紅糖に火を通してカラメル化し、紅焼肉とほぼ同じ色を出し、黄酒と塩、香辛料を加えて、甘辛い紅焼肉の味を再現したのです。
醤油を使わない紅焼肉は現在では毛氏紅焼肉として有名です。ブタ肉をある程度長い時間茹でることによって、脂を減らしており、健康的です。
中国の歴史に多大な影響を与えた毛沢東の大好物。そんな人物の大好物だった料理で中国の歴史を感じることができます。是非お試しください!