中国とロシアの極東国境周辺に住む、魚の皮をなめした服を着た赫哲族(ホジェン族)(金さん特別編)

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中国とロシアの極東国境周辺に住む、魚の皮をなめした服を着た赫哲族(ホジェン族)(金さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のキムチ大好き、アシスタントの金です。

 

今日は中国とロシアの極東国境周辺に住む少数民族、赫哲族(以下、ホジェン族)について紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 ホジェン族はロシアでかつてゴルディ Goldiと呼ばれ,現在はナナイ Nanaiと呼ばれています。ロシアには約1万人、中国には約5000人いるといわれています 。かつては中国,ロシア,日本など広範囲での交易を行い,日本では「山丹人」とよばれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 河川での漁労を生業とし,サケ,マス,チョウザメなどを捕獲しています。河川の凍結する冬期には森林での狩猟も行います。

 

 

 

 

 

 

 ホジェン族は、早くから黒龍江、松花江、ウスリー川の河川流域で暮らしてきました。漁労を主たる生業としていたので、かつては魚の皮をなめして作る魚皮衣と呼ばれる服を着ていました。魚皮衣は魚皮を木づちでなめし、これが魚皮かと思うほど柔らかくなめして作った衣服です。その衣服を着た人びとを漢族はいささかの差別をこめて「魚皮韃子(ユピターツ)」と呼んでいました。また魚の皮で作られた服を着て犬を連れていたため、「魚皮部」、「使犬部」とも呼ばれることもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 食生活は魚食が中心で、アイヌ料理と同じく凍らせた魚肉を切り分けて食べ、生の魚肉を酢・醤油・唐辛子などの調味料・香辛料で味付けして食べるのです。

 

 

 

 

 

 極寒の中で魚と共に生きる少数民族。まさに自然と生きる少数民族ですね。

 

 

 

 

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