赤みがかった山肌の色彩の美しさが特徴!中国南部広東省にある丹霞山(羅さん特別編)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室の、のび太くんこと、羅です。
今日は広東省の丹霞地貌についてお伝えいたします。
丹霞地貌とは、堆積した砂礫岩が長期の風化や浸食によって、独特の険しい山容や渓谷を形成し、地球進化のプロセスが見られるカルスト状地形のことで、中国南部広東省にある丹霞山が名前の元になっています。
中国語で「丹」は赤、「霞」も朝夕焼けの赤を意味し、丹霞地貌もその名の通り赤みがかった山肌の色彩の美しさが特徴です。
中国語には代表的な6つの地域があり、貴州省赤水、福建省の泰寧、江西省の龍虎山、湖南省の莨山、浙江省の江朗山、そして広東省の丹霞山が、「中国丹霞」として世界自然遺産に登録されています。
中国南部広東省の丹霞盆地の南西でははネアンデルタール人の頭骨の化石が発見され、早期のホモサピエンスを研究する上で貴重な資料となっています。
美しい地球の進化が見られる場所です。新型コロナウイルスが終息しましたら、是非お越し下さい。