約束したことは守る道徳意識を持つ雲南省の独龍族(李さん特別編)

スマイル中国語教室

約束したことは守る道徳意識を持つ雲南省の独龍族(李さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のミュージシャンこと、アシスタントの李です。

 

今日は雲南省の独龍族(以下、トーロン族)について紹介いたします。

 

 

 

 

 

 人口は約6,000人おり、雲南省貢山トールン族ヌー族自治県の独龍江流域の渓谷地帯に住んでいます。トーロン族は、山間部に居住し、木、竹でつくった簡単な道具を使い、焼き畑農業に従事しています。文字がないため、1940年代頃まで木に切れ目を入れ、縄をなうことで記録をしていました。

 

 

 

 

 

 

 トーロン族は勤勉で、助け合いの精神を信条としており、狩りでとらえた動物は、狩りに参加した全員に全てを分けるルールとなっています。また、約束したことは守る道徳意識を持ち、「夜に戸締まりはせず、道に落ちている物を拾う人もなく」ということが、伝統的な美徳です。

 

 

 

 

 

 トーロン族の祭りの一つである「正月」は期間も期日も決まっておらず、冬になるとそれぞれ家族によって自由に、この時期が正月と決めます。期間も決まっておらず、食料がどれくらい余っているかなどによって決めます。

 

 

 

 

 “喀雀哇”のお祭りは一般的に旧歴の十二月に行なわれ、当日には民族と部落は団体で狩りをし、豚や鶏を殺します。部落の主婦たちで食物を各家族に分配します。また競牛もあります。

 

 

 

 雲南省の大自然に暮らす、トーロン族についてお伝えいたしました。

 

 

 

トップへ戻る