北方民族との戦いが繰り広げられた仏教遺産の町、大同(その7.麺食のふるさと、大同)

スマイル中国語教室

北方民族との戦いが繰り広げられた仏教遺産の町、大同(その7.麺食のふるさと、大同)

こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。

 

数週に亘って特集してきた大同旅行記も今週で最後。最後のトリは大同のグルメです。

 

大同は地理と気候の特性上、乾いた土壌でも栽培可能な小麦、粟、とうもろこし、高梁、そして黍等の穀類やジャガイモが多く収穫されています。それらを活かした様々な麺料理が発祥したことから「麺食のふるさと」と呼ばれています。また黒酢などを使ったしょっぱい料理が好まれています。

 

その麺食の中でも大同の刀削麺は特に有名です。また猫耳麺(猫の耳のような小さい麺)など、マカロニ・パスタとそっくりな麺もあります。

 

今回の旅行では大同の地元料理が味わえる亜細亜祖粮店と羊肉火鍋の薬膳秘全風味独特に行きました。中国は広いので、地方によっても食べ物が全然違うので面白いですね。

 

今週で大同の旅行記は終了いたします。次週からまた新しい場所への旅となります。また次週もよろしくお願いします!

 


(大同の郷土料理店、亜細亜祖粮店。郷土料理が味わえます。)

 


(大同の郷土料理店、亜細亜祖粮店の山西省名物、刀削面。大同らしく黒酢で味付けしてさっぱりとした味です。)

 


(大同の郷土料理店、亜細亜祖粮店の爆炒猫耳朶。猫の耳のような小さな猫耳麺。マカロニ麺のように弾力があっておいしいです。)

 


((参考)猫耳麺の生麺。小さくてマカロニのようです。)

 


(亜細亜祖糧店の名物料理、紅メン鳳爪!鶏の爪先に大同らしく黒酢を使って味付けした料理です。)

 


(黄色く見えるのはお米ではなく、粟(あわ)。粟のチャーハンなんです。大同は地理・気候の特性上、乾いた土壌で粟などの穀物がたくさん収穫されるのでその粟を利用した大同特有の炒飯です。)

 


(川海老と豆腐の甘酢炒め。さっぱりとした味わいでした。)

 


(店員さんはみんなチャイナドレスです。)

 


(地元の新鮮な川魚も酢を中心とした味付けで料理してもらえます。)

 


(亜細亜祖粮店のメニューです。個性的なメニューが並んでます。)

 


(今日のビールはラオ山ビール。青島ビールの会社系列のようです。青島ビールもラオ山ビールと同じく、ラオ山から流れ出る清冽な泉の水から造られています。)

 


(前菜の麻花!美味しいけど全部食べると主食が食べられなくなります。)

 


(雪碧(スプライト)も飲んでみました。)

 


(大同は寒くて風が強い地域のため、お店は直接冷風が入り込まないように玄関には2重でカーテンを敷いたものとなっているところも多いです。)

 


(亜細亜祖粮店の文化大革命時代の毛沢東を讃えるポスター。毛主席は私たちの心の中の太陽ですと書かれています。中国の食堂では文化大革命時代のポスターを張り付けた食堂が今でもよく見られます。)

 


亜細亜祖粮店の文化大革命時代のスローガンのポスター。全身全霊尽くすことが人民の仕事ですと書かれています。)

 


(大同の羊肉火鍋の有名店、薬膳秘全風味独特。大同は北方地域なので羊鍋料理店は多かったです。)

 


(春節中だったので赤い対聯が貼られています。)

 


(注文表に食べたい具材をチェックして注文します。)

 


(羊肉いっぱいです。)

 


(前菜の乾燥豆腐。弾力がある歯応えです。)

 


(白い米麺。鍋の入れるとスープの汁を吸って美味しくなります。)

 


(鍋に入れた青菜。)

 


(卵焼きです。ゴマダレを付けると美味しいです。)

 


(ニンニク、棗、龍眼、辛し、葱、八角などが入った薬膳スープです。辛子をたくさん入れた辛くて赤いスープと2種類楽しめます。)

 


(羊肉のスライスを丸めたもの。羊鍋でよくみられるものですね。)

 


(卵焼きをゴマダレにつけて食べます!)

 


(食後は大好きな甘い南瓜餅です。)

 


(前菜の日本の柴漬けみたいな漬物です。)

 


(前菜の白菜を使った漬物です。酸っぱくて美味しいです。)

 


(前菜のおまめさんを使った漬物。)

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