大理石の産地として栄えた風光明媚な高原の古都、大理(その1.清らかな疎水が流れる美しい古城である大理古城)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週から数回に分けて雲南省大理の旅行記です。第1回目となる今週は、大理古城編です。
大理古城は、雲南省の省都昆明から約400kmのところにあります。一周6キロの清らかな疎水が流れる美しい古城です。大理の人口の約半分を占める白族(以下、ペー族)の伝統文化にふれることができます。
大理は昔から茶馬古道の重鎮として、現在も茶馬古道沿線に20余りの村落でペー族は生活をしています。大理の名産である大理石、藍染めのお土産、ペー族独特の祭り「三月街」など、この町の色濃く残る民族文化に触れることができます。
城内に入ると南北に5本、東西に8本の道が走り、黒い石畳みで舗装されています。ペー族の伝統的な民家がその碁盤の目のように敷かれた道路の両側に立ち並び、灰色の瓦、白い壁で囲われています。大理古城では、いたるところで鍛冶職人がおり、銀細工を火で炙って加工するお店が多く、腕輪をつける人も多いです。
水路の美しい水のせせらぎ音が心地よく、ゴミ等もほとんどなくきれいでした。大変賑やかな古城で、風情ある建屋が並び、綺麗に手が入っています。バンド演奏など、大音量でライブをやっている店もありました。別世界に紛れ込んだようで楽しかったです。
次週も引き続き、大理の旅行記となります。よろしくお願いします。