三国の呉や六朝・明・中華民国などの都として栄えた南京(その8.中国人が日本人をどのように見ているのか勉強になった南京大虐殺紀念館)
皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のマーシーです。
今週も先週に続き、南京の旅行記をお伝えいたします。第8回目は南京大虐殺紀念館です。
いろんな議論がある南京大虐殺ですが、中国の立場からどのような目で日本を見ているのだろうということが知りたくて行ってみました。感想からいいますと広島原爆記念館や長崎原爆記念館に行った時のような悲しい気持ちになりました。
南京事件は、1937年(昭和12年)12月の南京戦において日本軍が中華民国の首都南京市を占領した際、約6週間もしくは最大で2か月以内にわたって、当時の日本軍が中国軍の捕虜、敗残兵、便衣兵、そして南京城内や周辺地域の一般市民などに対して殺傷や暴行を行ったとされる事件のことです。
この南京事件に関することを伝える南京大虐殺紀念館の展示品のほとんどは日本軍や日本政府が残した資料で日本語で書かれています。
館内の説明、そして展示物には中国語、英語、日本語の3つの言語で解説されています。南京大虐殺記念館では日本人の参観も問題なく観ることが出来ます。日本軍がいかに残虐であったかを伝えるものを見ると日本人としては辛いものがありました。
館内は薄暗く、多くの中国人団体客とすれ違いましたが、彼らは展示をみて激しい憤りを感じているようでした。
見ていて辛いものがありましたが、中国人が日本人をどのように見ているのか、また、当時の日本人のものの見方や中国人に対する意識が伺われ、勉強になりました。