中国の1月1日の過ごし方

スマイル中国語教室

中国の1月1日の過ごし方


(中国獅子舞は正月、結婚式・披露宴、新規開店、敬老の日等の時に披露される伝統芸能です。獅子に噛まれると幸福が訪れ、獅子の毛に触れると健康に過ごせるといわれます。)

 

あけましておめでとうございます!スマイル中国語教室の講師、楊欣然です。今日は中国の元旦(西暦の1月1日を示す)についてお話しをさせていただきます。

 

中国で本当の年越しは農民歴の正月となり、今年は2月5日となります。元旦は特別な雰囲気がなく、短い3日間の休みがあるだけです。しかし故郷を離れ、仕事をしている人の中には故郷へ帰ってお年寄りと休暇を過ごし、家族一緒に麻雀したりして家族と過ごす人もいます。一方で仲の良い友達と食事をしたり、街に買い物に行ったり、年越しコンサートやゲームなど自分の過ごしたいように過ごす若者もいます。また3日間を利用して短期旅行に行く人もいます。

 

元旦のこの時期になると至る所で“元旦を楽しく過ごす”という字幕が見られ、テレビ番組では沢山の特別番組が放送され、年越しの雰囲気となります。ある地方の元旦集会では龍や獅子の舞が見られ、大変な盛り上がりとなります。

 


(元旦のこの時期になるとテレビ番組では沢山の特別番組が放送され、年越しの雰囲気となります。)

 


(元旦のテレビ音楽番組です。)

 

元旦が年の変わり目ではありますが、中国人にしてみると、本当の新しい年はまだ来ていないのです。元旦は中国人の大半の意見からすると、一つの休みにしか過ぎないのです。

 


(龍舞は、中国語で舞龍や玩龍灯などと呼び、中華圏の伝統的な踊りで、龍が玉を追いかける様子を模しています。龍は多数の人間によって操られ、しばしばアクロバティックな動きを見せます。龍は、瑞獣、霊獣、神様として最も崇拝され、親しまれている伝説の動物です。その姿は諸説ありますが、頭はラクダ(または馬)、角は鹿、目は鬼(または蝦)、耳は牛、腹は大蛇、爪は鷹、掌は熊に似て、背中に八十一枚の鱗(鯉)がある、とされています。また、雄龍は上風に鳴き、雌龍は下風に鳴く、ともいわれるようです。)

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