今日は天津の“相声”について紹介させていただきます。

スマイル中国語教室

今日は天津の“相声”について紹介させていただきます。

皆様、こんにちは!スマイル中国教室の講師、楊 欣然です。

 

今日は“相声”について紹介させていただきます。

 

相声はジョーク、面白おかしいコントや歌などを交えて観客を笑わせる道楽です。大阪の漫才と似ています。北京で生まれ、天津で発展してきたものです。現在最も好まれる相声は"茶館相声”という方式です。

 

 

 

天津に来ると他の地方では感じられない、リラックスでき、のんびりした雰囲気があります。みんな座ってお茶を飲み、点心を食べながら相声を楽しみます。歓喜を上げたり、手を叩いたり、大声を出して笑ってもよいのです。

 

相声の公演以外ではタクシーに乗っていても相声が聞けます。なぜならタクシーの運転手さんは相声が好きなので運転手さんによる相声が聞けるからです。

 

公演の台上には拍子木、扇子、布が置かれ、役者は長いローブを着ます。役者が一人なら単口相声、二人なら対口相声といいます。

 

 

 

 

相声の役者の殆どは小さい頃から相声を学んでおり、師匠に師事します。学ぶ内容は「話す、学ぶ、突っ込む、歌う」の4つの相声に必要な基本的なスキルです。つまり、言葉を歯切れよく話せ、いろんなモノマネができ、すばやく反応でき、いろんな歌が歌えるようになることです。そのため、相声は習得するのは時間がかかり、難しい技術なのです。しかし、継承するべき貴重な芸術です。

 

もし中国語に自信がなくても、茶館で相声文化の雰囲気を楽しめます。お茶を飲みながら、また点心を食べながら、一緒に笑っていきましょう。

 

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