洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

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洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

皆様、こんにちは!スマイル中国語教室のミステリーハンターこと、アシスタントの何です。

 

 今日は河南省の南門について紹介いたします。

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

 洛陽は夏朝・商朝・西周・?周・??・曹魏・西晋・北魏・隋朝・唐朝・武周・后梁・后唐・后晋等、十三の王朝が都を置いた中国を代表する歴史的な古都です。

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

 芥川龍之介作として有名な『麗景門』は、かつて杜子春がいたところでした。何しろその頃の洛陽といえば、天下に並ぶものがないほど繁栄を極めた都でしたので下記のように描写されています。

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

 「或春の日暮です。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者 がありました。若者は名は杜子春といって、元は金持の息子でしたが、今は財産を費い 尽して、その日の暮しにも困る位、憐れな身分になってしまいました。門いっぱいに当っている、油のような夕日の光の中に土耳古の女の金の耳環や、白馬に飾った 色糸の手綱が絶えず流れて行く様子は、まるで画のような美しさでした。」

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

 この門から、古都であった当時、城壁で囲まれていた洛陽の名残をみることができます。繁華街の中にあり、開発が進んでいるので、ちょっと浮いた感じもしますが、洛陽のシンボル的な門になっています。

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

洛陽のシンボル的な門、南門(何さん特別編)

 

ここから城下町の商店街が始まり、お土産屋さんや食べ物屋さんが並んでいます。有料で門に上ることもでき、美しい曲線の門を上から見ることができるのです。

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